備忘録(memorandum)をめぐるメモ

いつも文字通り3日坊主で、すぐやめてはまた始めるせいで、あちこちにブログの残骸のようなものが散らかっていた。それらを集めて再スタート。今回こそ続くように、気楽に思いついたことをつらつらと書くことを心がけよう。 このブログの説明に「備忘録」と書いたが、変換しているうちに「忘備録」という単語があるのに気付いた。でもどうやら備忘録でいいらしい。 備忘録はいわゆるメモ。memo は memorandum のこと。 memorandum は memorare(to remember)の語尾を「-ndum」として、「〜すべきもの」という意味になる。これ、ゲルンディーヴムとかジェランディブとか呼んでいたラテン語の文法用語なんだけど、なんと訳すか分からない。とにかくgerundiveっていうやつ。 memorandum を丁寧に書くと、memorandum est.(estはbe動詞の三人称単数) "it must be remembered" とか "it is to be remembered" という意味で、「覚えておくべきこと」「忘れないようにすべきこと」あり、まさしく「備忘録」という日本語にぴったりだ。 一人称単数の現在形はmemoro。メモという単語を見ると、まさに「メモろう」で、だじゃれみたいだなどと、余計なことを考えてしまう。 このゲルンディーヴムで、今思い出したのだけれど、もっと有名なのは数学の「証明終わり」、Q.E.D.(Quod Erat Demonstrandum)。意味は「これが示されるべきものだった」(what was to be demonstrated.)くらいな感じ。 これはもともとユークリッド(エウクレイデス)の「原論」にたくさん書かれているギリシャ語なんだけどのその話はたま今度。 1990年代前半の学生時代、ラテン語はなぜか次のようなな古い本で学んだ。 まず、本文は旧漢字だし、説明は詳しくなく、結構難しかったが、指導教官は「簡潔な説明で、噛めば噛むほど味が出るスルメのような名著だ」とおっしゃっていた。 「ラテン語入門」 呉 茂一 (著) (岩波全書 172) 1952/10/25↓これ実物 ...

2024年11月2日 · nnnn99999

新しい夏の寝具を見つけた喜びと感想

すごくどうでもいい話だけど、個人的に良かったこと。   当たり前だが夏は暑い。 けれど、わたしはエアコンをつけて寝るとかなりの確率で具合が悪くなる=風邪をひく。 なのでここ10年くらい寝る時はエアコンをつけないで扇風機で過ごしていた。 今年、少し前にコロナになり、症状はなぜか発熱だけで暑くてたまらない。 エアコンをつけた。 最初は涼しくて最高! しかし、うっかりすぐ寝入ってしまうと、気づいたときにはすごく寒い。 エアコンなしの夏が長かったせいでタオルケットなどの掛け布団的なものは一切なく、若い頃アラブを旅した時、頭に巻いたり日よけに使ったりと万能な布(アラファト議長がかぶっていた赤色のチェックのやつ)が部屋にあったのでそれを掛け布団がわりにしていたこともあった。これはこれでかなり機能性が高い。 その後いろいろ部屋にあるものを試したが、そもそも寝室エアコンなしのせいでタオルケットもないので、このチェックの布が最強だった。 (ここまででもかなりバカバカしい話なのでこれ以上付き合わなくていいですが、独り言的に続けます) でも、もちろん現代の生活にはその布ではかなり足りない感じなので、何か夏用の掛け布団的なものを入手した方いいと、3日ほど前に購入しようと決意した。 掛け布団ではなく、掛け布団的なもの。 夏といえば掛け布団じゃなくて、タオルケットだろというのがわたしの子供の頃常識だった。 (お金持ちは羽毛布団だったかもしれない) 自ら常識と思い込んでいるだけで常識じゃないものはたくさんあって、それを普通に考え直す、調べ直すととてもいいことがある。 まあ、当たり前の話だけど。 そうして、いろいろ調べて昔ながらのタオルケットじゃなくて、涼しくて快適な掛け布団的なもを購入してみたら、これがすごく快適で、ほんと最高。3000円から5000円で買える商品がいくつもあり、一つ買ったがこれがちょっと最近ないくらい快適でうれしくて。 これ。 まあ、いろいろ調べるとかって言っても結局のところネットでカタログを見ることであり、つまるところ「消費社会の神話と構造」にあるような欲望を喚起された結果と、最近のユニクロに代表されるようなテクノロジーと機能性の心地よさが合体したような結果だよねって言われそうだけど、その通りです。 (この辺の話はさらにどうでもいい話です。どうでもよさが一段階上のどうでもいい話です) でも、よく言われる生活の質(実はこれが何を意味するかわたしにはよく分からないのですが)が上がるくらいの気持ちよさです。 

2024年7月11日 · nnnn99999

映画と本

 久しぶりに土日とも休みで、ずっと一人で家にいたので、久しぶりに映画と本を堪能した。 エヴィル・テリエの「異常」(アノマリー)本は、エヴィル・テリエの「異常」(早川書房)。最近、小説をあまり読んでいなかったこともあってすごく面白かった。 SFやミステリーというジャンルの本はほとんど読まないが、これはいわゆる「小説」としてもすごく面白かった。ネタバレになると台無しなので内容書けないが、一言で表すとしたら、知的な面白さがすごい。 最近、筋トレをしながら小島秀夫のポッドキャストが聴いていて、あの小島秀夫がすごく面白いと言っていたので買ってみたら、大当たりだった。 テイラー・スウィフトのMiss AmericanaNetflixでテイラー・スウィフトのドキュメンタリー「Miss Americana」を見た。 昨年はオリヴィア・ロドリゴだったが、最近はテイラー・スウィフトのMidnightsばかり聴いているので、なんとなく見てみた。 面白かった。なんていうか、やる気が出た。

2022年12月18日 · nnnn99999

neural network とdeep learning

 Google のPhotos内の検索がタグ無しでできる技術に驚き、慌てて読んだ本。 「人工知能は人間を超えるか 」(角川EPUB選書) 松尾 豊著(Kindle 版) neural network、deep learning、machine learnig などという言葉は、最近いろいろな記事で目にしていたが、少しきちんと理解しようと思い、Kndleで購入。 AIに抽象的な概念を学ばせるのに、多層のneural networkの入力と出力を同じにすることや、入力にノイズを入れた方がより抽象的で現実的な概念が形成されること、この辺のやり方や考え方が一番おもしろかった。 本当はもっと難しいのだろうが、まったくの素人の私が読んでも分かった気になれるほど、難しそうな内容がすごく分かりやすく説明されているのがこの本のすごさだと思う。 あと、人工知能が人間を越えて、人間に危害を及ぼすことになるかもしれないというsingularity(特異点)の議論も整理されていてわかりやすかった。

2015年6月7日 · nnnn99999

ユリイカ「平成仮面ライダー」

青土社のユリイカを思わず購入。 9月臨時増刊号「平成仮面ライダー ヒーローの超克という挑戦」。  ユリイカ買ったの何年ぶりだろう?

2012年8月15日 · nnnn99999

薔薇の名前

 ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」を読んでいる。学生時代に買った本で、3回目だが面白い。細部の面白さがたまらない。 ウンベルト エーコ (著), 河島 英昭 (翻訳)「薔薇の名前〈上〉」 単行本 –1990/2/18

2008年5月30日 · nnnn99999